(NPO法人とは、正式な名称は「特定非営利活動法人」といい、この法人は、特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得した法人です。
この法人は様々な社会貢献活動を行い、文化、まちづくり、環境、国際協力など)で、社会の多様化したニーズに応える重要な役割を果たすことが期待されています。
ここで、この法人の「非営利」という文言から、収益を得ることを目的とする事業を行うことはできないと誤解を受けやすいところですが、収益を得ることを目的とする事業そのものは禁止していません。
つまり収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、収益事業で得た利益を役員や社員、寄付をしてくれた人に分配してはいけないということです。こうした収益は、次年度の活動のために繰り越し、様々な社会貢献活動に充てることになります。
得た利益を構成員である株主に分配することができる株式会社と大きく異なるところです。